第13回わくわく口笛コンサートへ

去年の第11回わくわく口笛コンサートから、ほぼ一年ぶりに、大阪住道駅近くDIC21大東市文化情報センターでの第13回わくわく口笛コンサートに行って来ました。
行くのはこれで5回目です。行くということは演奏することです。
早稲田の学生さん中心のサークルと、社会人のサークル2つの大きく3つのサークルがグループで参加したり、個人で参加したりしている方々が多いです。属していないのは珍しいかもです。



私は、自分の好きなものを皆さんに紹介したいと考えていて、毎回、アニメソングか谷山浩子さんの曲を選ぶようにしています。
今回私が演奏したのは、まず、ウクレレ弾き語りで有名なつじあやのさんの曲で、アニメ映画「猫の恩返し」のエンディング曲になった「風になる」です。
ウクレレのコード進行がシンプルで、歌の代わりに口笛で吹くと雰囲気がいい曲です。
2番は省略してサビに行く構成で演奏しました。
人前では、実はトリオンプ文化祭で発表したことがあります。
このときはとちったりしましたが、今回は少しましになったかも知れません。

2曲目は、2014年10月から半年にわたってNHK BSプレミアムで放送されたアニメ山賊の娘ローニャのオープニング曲、「春のさけび」です。

この曲は、歌は手嶌葵さんですが、作曲が谷山浩子さんです。浩子さんがCubaseというDTM作曲ソフトを使って作ってみたらすごくポップな(テンポの速い)曲ができたと言う感じです。
曲として面白いと思って選びました。
そして、手嶌さんの歌うキーはA♭なのですが、これをB♭に移調すると、すごくウクレレで弾きやすいことが分かりました。
B♭・B♭・E♭・F という循環がコード進行のテーマになっていて、これはかなり押さえやすい部類だと思います。
あとは原曲のノリをどこまでウクレレのコード弾きに反映できるかと言うことを考えて演奏を構成しました。
歌は、4コーラスあり、それぞれが春夏秋冬を歌っているので、省略せずに演奏しました。
工夫として、3番では静かな感じになる、4番ではさび入りするところでウクレレでアクセントになる弾き方をするようにしましたが、4番の所はちょっと転けました。練習でもなかなかうまくいかないところではありました。
演奏本番と言うよりも、曲を分析して構成するプロセスが楽しかった曲です。
自分としてはまあよかったかなと思います。



今回は今までよりもたくさんの参加者がいらしゃって、時間がおしていたこともあり、少々慌ただしい感じでした。
でもいろんな方の演奏を聴くのはとても楽しみです。
特に、ウクレレ弾き吹きの方もだいぶ多くなってきました。しかもウクレレストロークがうまかったりします。
カラオケだと口笛がオーケストラに埋もれた感じになってしまいがちですが、ウクレレ弾き吹きという演奏形態は、口笛と一緒に引き立つ構成なのだと思いました。