いつものくちぶえ教室

先月はバレンタインシーズンと言うことでラブソングを口笛で吹いてみるというところで練習していました。
曲目は、尾崎豊のI Love You.
先生のテキスト、「はじめてのくちぶえLesson」に載っている曲です。
サブで"I Love You"の部分は口笛ではなく歌声で合わせて合唱・合奏するという構成で。


もう大分昔の曲ですが、私は当時は意識していなくて、ほとんど知りませんでした。
何度も動画をチェックしたりCDを聴いたりして練習して、大体分かってきました。


「こう言うバラードは、口笛でソロで演奏するときは、歌詞を意識して情感を込めてやってみるのもいいのでは?」
と私が提案したら、先生が、ではそういう感じで今演奏してみて下さいと、いきなり振られました。
で演奏してみました。まだ覚え切れてなくて譜割りで怪しかったり上がって震えたりしたところもありましたが。
先生は、はいそうですねと言う感じで終わりでした。
ここで他の生徒さんから、「先生、何か言うことは?」というツッコミが入りました。
こういうやりとりのある楽しい教室です。
もう8年もおつき合いさせていただいております。

「ピヨの恩返し」の解釈


2015年2月3月と、NHKみんなの歌で、谷山浩子さん作詞作曲、岩男潤子さんが歌う「ピヨの恩返し」という曲を歌っています。
なかなかかわいい曲で、岩男潤子さんは最初おばあちゃん風の声で、次にヒヨコ風の声で、最後は凛とした女性の声という風に歌声を変えて歌っています。
林由佳さんのアニメも、歌の内容に負けない解釈がされていて、速いテンポの曲なのに、ほのぼのするような演出になっていると思います。


そしてこの曲をどう解釈するかは聞く人にゆだねられた楽しみかと思います。
・最後に言ったように、本当は嘘だった説。
・嘘じゃないけど、嘘ですという嘘を言っている説。
というのがまあ第一弾で考えられるものかと思います。


他に思いついたものを挙げてみたいと思います。


ひとつめ。
実は私はまだヒヨコで、これから人間になって結婚して50年後寄り添いますよって宣言している。
まだ人間になる方法も知らない状況。
根拠は、「私、あなたの妻ですが」って言ってしまうところ。
もちろん、歌を聴く人への解説というのが自然ではあるけれど。
また、語尾に「ピヨ」を付けてるのがリアルタイムに私はヒヨコであることを示している。


ふたつめ。
おじいさんがこれまで、または最近愛情を示してくれなくて淋しかったので、おばあさん(私)は作り話をしてあなたはこんな優しい人なんですよって睡眠学習で刷り込んでいる。
あるいは、おばあさんが自分自信をなぐめている。
根拠は「嘘ですよ」って言ってしまうところ。


みっつめ。
私はまだ若くて、付き合ったばかり、あるいは結婚したばかりの頃。
50年後の未来を想像して歌っている。
根拠は、エンディングのところの岩男さんの歌い方が若い女性の声であること。


いかがでしょうか。

第6回トリオンプ文化祭

1月17日(土)、1月18日(日)と秋葉原カフェトリオンプトリオンプ文化祭に参加してきました。

トリオンプ文化祭とは、
プロもしくはほぼプロの方2割、あとはアマチュアで、
決めた枠の中で文化的な、サブカル的ものを発表してみよう、
失敗があってもなま温かく見守ろうというイベントです。
これまで見させていただいた内容からきっと。


ステージで発表されるのは、
歌や楽器の演奏、朗読、手品、個人で作成したアニメの発表、
雑学、食中毒予防や防災の豆知識の解説など色々です。
展示ブースも習字や個人でデザインしたグッズ、
飲食物も担当の方がいらっしゃって販売されます。
席はカフェですので少なく、観客はほぼいずれかの出演・出展者という
文化祭イベントです。


そして、今回私は、「口笛、ウクレレ演奏+口笛ワークショップ」という形で2日目の1月18日に出演させていただきました。
2日間とも予約なしで参加できる飛び入りコーナーというのもありまして
1日目に一曲、カラオケで、Let it Go(アナと雪の女王から)を口笛でメロディー演奏して
二日目の紹介をしてきました。


今回の発表で考えたきっかけは、私が通っているくちぶえ教室のようなことを
文化祭イベントで自分でやってみられたらなあと思ったことです。


口笛の演奏と、口笛の吹き方、ウォーブリング奏法の解説、コンクールについてを発表してみようと考えました。
説明もあるとなると、何か見せるものも必要と考え、フリップとしてiPad Air2を用意しました。
これまでもiPad miniを持っていたのですがさすがに小さく、一昨年・昨年と発売されたiPad Airの方なら
ちょうどいいと思いました。実際、この小さい会場では使い勝手も良くうまくいったと思います。
これでも見えなかったときのことも考えて、A4サイズにプリントもしてきました。
(結局使いませんでしたが)


出番になったらまず1曲。
♪君をのせて(劇場アニメ 『天空の城ラピュタ』より)
口笛を始めて、始めて発表で演奏してみようと思った曲です。。
以前伴奏をしていただいた方の音源を使わせていただきました。
カラオケなので口笛演奏に集中できます。きれいに決まったと思いました。
演奏終わると、会場から「バルス!」と声が掛かります。さすが秋葉原


ここで、自己紹介と本日のメニューを説明します。


そして口笛の吹き方の説明をiPadのフリップを交えてしていきます。
タイトル口の形


会場にも音を鳴らしてみて下さい、と言ってみてカオスな状況に。…持ち込みます。
口の形についての説明で、舌の位置を主に説明しました。
あとはうまい口笛とはと言うことで
「安定している」、「音域が広い」、「強弱を付けられる」
というキーワードで説明しました。
安定させるには、腹式呼吸ですが、これはジョジョの奇妙な冒険の波紋の呼吸法です。
嘘です、と言ってみて受けました。
でも普段の生活の中で呼吸法を意識するのはいっしょと言うことをお話ししました。
音域を広げる説明について、高音では、舌の上を奥まで一直線にレールを引いてその上を息が流れるイメージ
ゲッターロボ」のゲットマシンの発進カタパルトをイメージしてと言ったところ、
ガンダムのカタパルトではいけないのか、という意見が出されて私は長さ的にちょっと足りない気がしていたのですが
「進路クリアー」というセリフが入ればOKかなと、あとからは思ってます。
絵はこんな感じで、本当はもっときれいにできれば良かったなと思ってます。


ここまでで30分枠のうちの10分を越えてしまいました。会場とのやりとりをしてると予想以上に
時間が掛かるものでした。理解してもらう時間も必要ですし。


2曲目をウクレレ弾き吹きで演奏します。
♪風になる (つじあやの、劇場用アニメ『猫の恩返し』より)
初公開でした。ウクレレをやるにはぴったりの曲だし、ぜひ押さえて置きたいと思っていたので。
しかしエンディングのところで演奏箇所を見落として崩れてしまい、最後だけなんとか決めました。
コード進行は多分王道のはずなので、譜面を見なくても頭に入ってくるようになりたいものです。いつのことやら。


ここで、予定していた会場参加コーナー。
会場から口笛ができる人を募集して、
きらきら星を演奏してもらうのですが、前に立ってもらい、見えない後ろから背中を叩くことで
そのときの音を叩いた人に出してもらうというゲームでした。
前回飛び入りでやったときはうまくいったのですが、今回は時間が迫っていてこちらが焦ってしまい
なかなか内容が伝わりませんでした。
あらかじめ依頼しておかなきゃ、そして、ルールも原稿にしておくべきだと思いました。
(発表全体のシナリオは文書化していたのですけれどね)


3曲目、ここで怖い曲をやります。
銀河鉄道999 (ゴダイゴ、劇場版アニメ『銀河鉄道999』より)
と言ったところで、怖いというのが伝わったようです。ウクレレですからね。
会場が受けてくれるのは嬉しいです。


そして、口笛の団体にどんなところがあるのかやコンクールについての説明。
その次に、ウォーブリング奏法についての説明をしました。
舌ウォーブリング、のどウォーブリングのやり方を、iPadフリップを交えて実演しました。
口笛以外のイベントで一般に公開されうことはないと思います。
分からなくても受け入れていただける土壌に感謝です。
最後の曲として、ウォーブリングを入れまくった演奏で、
崖の上のポニョ (劇場版アニメ『崖の上のポニョ』より)
これは、カラオケというか、iPadのNoteStarというアプリで購入した音源付き楽譜をバックに演奏しました。


本当はもう一曲はやりたかったところですが、時間がおしてしまったのでここでおしまいとしました。


すごくスリルがありました。
iPadが使えて良かったです。
やって見て良かったです。
考えていたアイディアのうち今回出来なかったものは次の機会にまた整理してやって見たいと思います。


もちろん、他の方の発表もめいっぱい楽しませていただきました。

紅白歌合戦を見て

紅白歌合戦と言えば、以前は関心の低いアーティストが多くてあまり見てませんでしたが、最近は見るようにしています。
以前は演出や衣装が派手すぎて興醒めすると思っていたのですが、
曲の演奏は振り付けや舞台演出も含めたものと思えるようになったからです。
自分が演奏したときにどう表現するべきかとか考えるようになったからかも知れません。


今回(2014年12月31日)の紅白で感心したのは、Pefumeの演奏のときで、照明がシンクロしているのは何となく凄いなあと思っていたのですが、よく見ると提灯のような光る球体がPerfumeメンバーの上空をかなり自由に動き回ってて、最初は吊り下げているのかと思いましたが、どうも本当に浮遊していると感じました。
ということは、ドローンで光る球体吊り下げてる? よく見るとやはりドローンでした。それらは9個もあって全部が協調して動いていてすごい制御だと感心しました。
もしかしてすごい演出だと気づいていない視聴者が多いかも、リアルタイムに気づいた自分はすごいかなーとかドキドキしながら見ていました。最後にこの「提灯ドローン」をPerfumeメンバーがキャッチして、球体がペットのようで可愛いなと思えるうまい演出にも引き込まれました。
歌と踊りと照明と球体、感動しました。
曲名は「Cling Cling」。


他には、神田沙也加さんとイディナ・メンゼルさんの掛け合いコーラスが見られたのとか、久しぶりの中島みゆきさんの出演が見られたのがよかったです。
これからも紅白は続いて欲しいなと思いました。

恋するフォーチュンクッキーのおいしいところ取り

今回はメレカリキマカ発表後のくちぶえ教室で、そこで発表した曲を自分で少しアレンジして
ひとりで発表したらどうなるかをやってみせる回でした。


私の場合は、「恋チュン」の曲をひとりでフルでやるには長いので、どんな風に省略できるか考えて構成してみました。
参考にしたのは、この曲のAKB48によるミュージックビデオのエンディングのアレンジで、
イントロはオリジナルに合わせて長め、メロディラインの繰り返しを省略、転換する部分をつないでいきました。
ひとりでの発表ですので、まずは説明なしでウクレレ弾き吹きで形になります。


演奏してちょっと説明したら、先生に「おいしいところ取りですね。」
と言われました。こういうのもありなのですね。


炭坑節と恋するフォーチュンクッキーをつないで、
炭坑節の踊りのまま「恋チュン」を踊り続けた人の発表が面白かったです。
最初のアクションが、炭鉱を掘る動作に似てることから発想を得たそうです。
さすがです。
公式で以下に動画があるようです。

iTunesで購入したビデオには、このあとにスタッフロールを付けたエンディングが流れます。

メレカリキマカ'14

くちぶえ教室では毎年このときは必ず発表するという、PoePoeの文化祭、メレカリキマカ'14に参加してきました。


演目は、「12番街のラグ」と、「The Loco-Motion〜恋するフォーチュンクッキー」。
口笛の発表ですが、私はウクレレの伴奏も担当です。他に先生ともうひとかたがウクレレ伴奏、ミニアコーディオン伴奏もあります。
12番街のラグは、カズーを使ったり、ベルやその他のパーカッションを使って賑やかな雰囲気で。
恋するフォーチュンクッキーでは、大部分の人は振り付けつきで演奏しました。
先生も、ウクレレ伴奏をやめて口笛と踊りに集中するという楽しさでした。

わたしはと言えば、ウクレレ伴奏が手一杯で、口笛も何とか出来たと言う感じで、振り付けや他の方のパーカッションや、別パートの口笛は意識していませんでしたが、実際全員合わせてやってみるとすごく豪華な演奏になっていました。
録画していただいたものを聴いてみるとなんだか本格的な収録のような印象です。
教室の皆さんも年数もだいぶ積み重なっていて、まとまりが良くなってきたようです。
今年は他になかったのですが、今後はこのような発表の場を多く持てるといいなと思いました。


発表は序盤の方だったので、あとの演奏はゆっくり聞くことができました。


チャリティになるラッフルチケットは投票したものの、残念ながら当たることはありませんでしたが、
口笛教室のメンバーにKIWAYAさんの8弦ウクレレが当たった方がいて、触らせてもらうことができました。
すごく重く迫力がありました。


写真はSeilenの高橋さんデザインのトートバッグ、可愛いので買いました。使い道はまだ考えてません。

第3回パカラマ!オープンマイクに参加してきました

口笛発表イベントであるパカラマ!のオープンマイクというものに行って来ました。
以前にもお邪魔したことのある小さめのお店を借り切って行われるものです。


本番の発表イベントパカラマ!とは違って、プログラムも決めないようなので、口笛奏者同士で何となく演奏してみると言う感じだと思ってました。
行ってみるとすごいうまい人達が練習してる。何かすごいウォーブリング鳴りまくってるんですが。
私はウクレレ弾き吹きか、音源を使う感じでしたが、ピアノ弾き吹きの方もいらっしゃいました。
そして、なとピアノ伴奏者を連れてこられてる方もいらっしゃる。
最初緊張しました。


1曲ずつ交代で演奏するというカラオケのようなスタイルです。
でもマイク無しです。ダミーマイクを使われる方もいらっしゃいました。
完全な本番というわけではないので、持ちネタから出すという感じで、前日練習してないとかもあり、間違っても、止まってもOKと言う感じで少し安心しました。


私が演奏したのは次の4曲です。
(1)「朝ごはんの歌」
先日の「第11回わくわく口笛コンサート」で演奏した曲です。
ウクレレ弾き吹きです。そしてやはり一番は歌いました。
最後は決まりませんでした。エンディングのウクレレメロディソロは成功率30%くらいかなー。


(2)「Let It Go」これはiPadに音源を入れて持っていったものです。
ヤマハのNote Starという楽譜を見ながら音源で確認できるアプリを使いました。
この曲、みんな知ってると思って、早いうちにやってしまおうと思ってました。


(3)「Voyagers」これもiPadに入れたものです。
2012年5月4日のパカラマ!でも発表した曲です。
二胡とサックスの演奏が印象的だったので選んでみたという話もして演奏してみました。
ウォーブリングやってるって分かるのは、エンディングのところだけなのですが。


(4)「恋するフォーチュンクッキー The Loco-motionミックス」
本来は合奏するものですが、くちぶえ教室でこういうの練習してますというアピールでお遊び風に。
踊ってません。


最後に主宰のりょうすけさんのギター伴奏で、「Aのブルース」というブルースのコード進行のループでアドリブでセッションを皆さんでやりました。


最初私には分からないと思って聴いていただけなのですが、途中で振られて混ざるようになりました。
何回も回りました。14分間続けていたようです。
他の方よりも音数少なめですが、何とか止めたりせずに続けられてホッとしました。
吹きながら次のフレーズ考えたり勢いを感じて決めたりするので頭の体操です。
いつものくちぶえ教室で自分でフレーズ作ると言うことをちょこっとやってたのが良かったのかも知れません。


あと、演奏はうまくないけど、自分でウォーブリングをそれなりに身につけられていて助かってるなと思いました。口笛仲間としてのお話で盛り上がれるので。