新しいウクレレを衝動買い

2014年6月14日(土曜日)のことでした。
海老名のビナウォークで散歩していました。
お店を見て歩いていて、山野楽器サウンドクルー海老名も見てみたら、
何となく気になるウクレレがありました。
FamousのFSK-Y。山野楽器とFamousのキワヤ商会との共同企画商品で限定生産だそうです。
それはボディのつやが消してあって、サウンドホールのまわりは「ロゼッタ」という装飾もなくてあまり目立つ感じではなく。
でも、シンプルなラインに、「F」一文字のエンブレム。お値段もなんとか。
気になって、お店の人に声を掛けて出してもらいました。
(こちらのお店は何となく声を掛けやすい)
ハワイアンコア単板ということで、手に持ってみるとボディーに虎の縞のような木目(杢・もく)が見えて、
角度によってホログラムシートのように木目の位置が変わります。
鳴らしてみると、何となくいい音のような気がします。
ちょっと触って返そうと思っていたのに、惜しくなって返せませんでした。
しばらくじっと手に持って、買いますと言ってました。

帰ってから、今までの合板ボディのFamous FS-5と比べてみると、音量は小さいのですが、細いながらも音色に筋が通っている感じでした。
何日も弾いているうちにと、音色の違い・特徴がだんだん分かってきました。
自分の耳が育ってきたみたいです。ウクレレの方も音量が出るように変化しているようです。
ハープのように癒される響きで、弾き続けていたいという衝動が。
音色に引き寄せられるという感覚を初めて体験しました。
家のウクレレが増殖するという話が分かった気がします。

2014/11/12追記
最近開店した山野楽器の店舗で、FSK-Yが入っているのを見掛けました。
でも、ボディに虎縞の杢はなく、普通の木目でブックマッチでした。
サウンドホールの中にあるラベルの型番は、私のものは手書きでしたがこちらは活字になっていました。
量産型かも知れません。お店の人も、手書きの型番の方は限定品のようですと言われていたので。
同じお値段でもこれだけ違いが出るのだから、このクラスは現物を見て確かめた方がいいようですね。
この型番のものは山野楽器それぞれのお店に一点ずつ置かれているようなので、足を運べばまだ比べてみることができそうですし。