青葉台のぐらん・あみ 口笛コンサートを聴く

青葉台のぐらん・あみでのコンサートに行ってきました。
横浜の東急田園都市線沿いの青葉台は、前から友人が住んでいてたびたび遊びに行っていた街です。
ぐらん・あみというお店は、喫茶店で20人強が入れるくらい、小さなライブハウスではこのくらいの規模もあります。

コンサートは、二本立てです。

■第一部 口笛とオルゴールのコンサート
口笛デュオの「こまりこ」さんと、オルゴール、ピアノのコラボレーションです。
子供向けの演奏を中心に。
口笛デュオの巧みなコンビネーションが光ります。
自由に音を操れるのには感動します。
特にハンガリー舞曲5番はかっこいいです。
ハーモニーは5度くらい離れた音を使うようにアレンジしているところもさすがです。
3度の差だと、口笛では互いの音がぶつかって耳障りなうなりが出やすいのです。

*「こまりこ」さんは、今年2009年の口笛国際大会アレイドアート部門で第三位という優秀なデュオなのです。



■第二部 くちぶえで奏でるジブリの世界
しばらく休憩の後、口笛は柴田さんだけ残って、続きです。
ここからは、スタジオジブリのアニメ曲をたっぷり演奏してもらいました。
天空の城のラピュタ「ハトと少年」というマニアックな曲も演奏されました。
(これは、歌うトランペットにも内蔵されているので私はチェックしていたのでした)
途中、天空の城ラピュタのテーマである「君をのせて」は、実は観客として参加していた私たち口笛教室の生徒の有志がメロディーで参加しました。
オルゴールに合わせたため、キーがとても高くなりましたが、頑張って演奏しました。
他のお客にはサプライズで楽しかったかも。
それにしても、この「君をのせて」、初めてトリオの口笛アンサンブルで演奏するときに私が曲を発案して以来、いろんな場面で演奏することになりました。もうライフワークになりつつあるのかも知れません。
最後はアンコールも演奏していただいて、充実した午後でした。



ところで、オルゴールにすごく興味を持ちました。
名前は「オルガニート」、パンチカード、というか大昔にあったコンピュータのテープのようなものをメディアとして曲を再生する自動演奏機です。ただし、手で回すのでテンポやタイミングはリアルタイムです。
ピアノとの「きらきら星変奏曲」の掛け合いがとても楽しかったです。
演奏した方のページがこちらにありました。
機械だけどアコースティックなのでしょうか。